松井秀喜。
巨人からヤンキースに入団して早7年…
今年が契約最終年となる。
膝に爆弾を抱えており、チーム事情を考えると
移籍となる可能性が高いらしい。
ライバルのレッドソックスが狙ってる?
マリナーズでイチローと共演?
様々な噂が飛び交う中、私ははぜひとも
「日本に帰ってきて欲しい!!」 と願う。
今年、最強のチームでワールドチャンピオンになって
気持ち良く帰ってきて欲しい。
アメリカに渡ってから、今までに無い大怪我を2度経験し、
自分やファンが思っていたほどの成果は上げられなかったかもしれない。
個人タイトル奪取など、まだ大リーグでやり残したことはあるかもしれない。
でも私個人としては十分やったと思う。
日本人大リーガーのホームラン数が激減する中、
30本前後のホームランを放ち、
超のつく名門ヤンキースで立派にクリーンアップを勤め続けたのだ。
時には4番を任されることもあった。
日本人がヤンキースの4番って・・・めちゃめちゃすごいことだ!
欲を言えばきりは無いが、十分過ぎる活躍をしている。
もう日本に帰ってきてもいい頃だ。
何より日本プロ野球界は松井が必要だと思う。
日本プロ野球人気は、
最近でこそWBCや楽天の躍進で盛り上がっているものの
全体的には年々下降線を辿っている。
地上波テレビ放送もずいぶん減ったものだ。
その原因は
一流スター選手が次々に大リーグに行ってしまうから
だと思う。
昔は私もテレビで巨人戦をよく見ていた。
特に松井の打席が楽しみだったことを覚えている。
テレビ中継を見なくなったのはいつ頃からだろう?・・・
よくよく考えてみると、松井が大リーグに行ってからだ。
巨人打線から松井が抜け、魅力を感じなくなったからではないか。
野茂が切り開いた大リーグへの道。
イチロー、松井秀、松坂、上原、新庄、松井稼頭央、高津、井口、中村、
城島、岩村、井川、福留、川上、黒田等・・・
そうそうたる面子が海を渡り、大リーグで数多くの成果を上げている。
大リーグに挑戦すること自体賛成だし、今後も大リーグとの交流は必要だ。
しかし、日本のスター選手のほとんどが
大リーグへ行ってしまうのは問題ではないか。
全員ではないにしろ、
数多くのプロ野球選手の最終目標が大リーグになっているように思う。
今では高校から直接大リーグに挑戦する選手もいるほどだ。
(私的にこの挑戦は大反対。スラムダンクの矢沢くんになるぞ!)
一流選手の抜けた日本プロ野球界は、
ある意味大リーグの二軍状態で、人気が低迷するのは必然だと言える。
WBC二連覇で証明した通り、
日本プロ野球のレベルは世界最高峰であり大リーグと双璧を成す。
パワーや球速では大リーグが勝り、技術やコントロールでは日本が勝る。
どちらにも一長一短あり、どっちが上、どっちが下とも言えない。
しかし、プロ野球人気が低迷し続ければ、
日本プロ野球のレベル低下へと繋がる恐れがある。
プロ野球人気を復活させるためにはどうしたらいいのか?
それには、スター選手が国内でプレーする必要がある。
鎖国するわけにもいかないしどうしたらいいのか?・・・
私が考えた打開策は、
「ピークのうちに日本に戻ってくる」だ!
今イチローや松井秀が日本に帰ってきたらどうなるだろう?
考えただけでもわくわくする。
ほとんどの選手が大リーグで燃え尽き、
風前の灯火となって帰ってくる。
昔のような高いパフォーマンスは見られず、
わずかの期間プレーし引退となるため盛り上がりに欠ける。
そうならないよう、松井にはピークの今、
日本に戻ってきてプロ野球を盛り上げて欲しい。
年俸の問題もあるだろうが、
日本プロ野球のためにぜひ帰ってきて欲しい。
そして自分の背番号である、
王さんの年間55本ホームランを抜いてくれ!
戻ってくる可能性はかーなり低いだろうけどね。