Ｋ－１ヘビー級に体重制限を！

やはりシュルトは強かった・・

再び暗黒時代到来です

バダ・ハリが負けた瞬間、私の頭の中では

ダースベーダーのテーマ曲が流れました・・

本当に憎たらしい程の強さです・・

トランプに例えると、まるでジョーカーのような存在。

ついに不滅のアーネスト・ホーストのＶ４に並んでしまいました・・

彼の時代は一体いつまで続くのか・・

クモのように長い足から繰り出される前蹴りで鉄壁のバリケード。

遥か天空から振り下ろされるいかずちのようなパンチ。

軽々と顔面に突き刺さる必殺の膝・・

相手選手に残された選択は、もはや玉砕覚悟の突進のみです。

今大会は近年まれに見る盛り上がりを見せ、

ＫＯ連発のこれがＫ－１と言える大会でした。

しかし、終わりよければ全てよし！の逆で、

シュルトの笑顔で幕が下りると、何かモヤモヤした気持ちが残ります。

試合前、シュルト以外であれば誰が優勝してもいい。

シュルトが優勝するくらいなら、最悪外敵アリスターが優勝する方が
まだマシ。

とさえ思っていたくらい。

しかし、結果は無情なものでした。

バダはよくがんばったと思います。

間違いなく今大会のＭＶＰでしょう。

一年前と比べ、だいぶ顔つきが大人になった気がしました。

バダはリーチが長く、シュルトの顔面に簡単にパンチが届くので、

もう一度やればどっちが勝つかわからないでしょう。

バダを筆頭に、エロジマンやカラエフなど

若い世代にこれからのＫ－１を背負っていける選手が育ちました。

彼らの活躍次第では、

Ｋ－１全盛期の人気が戻ってきてもおかしくありません。

それだけの役者が今揃っています。

かつての爆発的な人気を取り戻すには、

最強シュルトをどうするのか？がポイントになります。

彼がいることで、Ｋ－１人気は下火を辿ったと言っていいでしょう。

Ｋ－１をつまらなくしているのはシュルトだと思います。

現に私は、シュルトが出場するから今大会の生観戦を辞めました。

昨年谷川さんが、シュルトをDREAMへ移行させようと試みましたが、

結局Ｋ－１に戻ってきてしまいました

ではどうしたらいいのか？

私は、Ｋ－１ヘビー級にも体重制限を設けるべきだと思います。

今年のベスト８ファイターの体重は以下の通り。

バダ　１０５
カラエフ　９７
テシェイラ　１０４
アリスター　１１７
シュルト　１３１
バンナ　１２２
レミー　１０８
ジマーマン　１０５

シュルトが１３１ｋｇと一番重いのです。

ボクシングでいったら何階級違うのでしょう？（笑）

２ｍ１２ｃｍもあるシュルトに、

ベスト体重で戦わせるのは待遇がよすぎます。

１１０ｋｇくらいに制限したらどうでしょうか？

それによって規格外のモンスターは排除できます。

減量して出場するのはかまいませんが、必ず力は落ちるでしょう。

それでこそ平等な戦いが見れるはずです。

谷川さん、今こそＫ－１ヘビー級に体重制限を